なぜあの人は稼げるのか?
どんなものを出品すればいいのだろう?
値段はいくらに設定すればいいのだろう?
オークションをしている方であれば、必ず誰もが直面する疑問です。
その解決法に「モデリング」と「ベンチマーク」呼ばれるものがあります。
まずは「モデリング」について説明します。この言葉はビジネスの世界では珍しくない言葉なので、聞いたことがある方もいるかもしれません。元々はビジネスを成功させるための手法ですが、オークションにもそっくりそのまま活かすことができます。
「モデリング」とは、簡単に言うとできる人のマネをするという意味です。
例えば、オークションで稼いでいる人がどんな商品を扱っているか?いくらで設定しているか?終了日はいつにしているか?などその人のこと徹底的に調べます。
そしてマネをする。このようにしていけば あなたは稼いでいる人と同じ動きをしている わけですから、あなたも稼げるようになるという理屈です。
これが「モデリング」です。
効果を期待できる手法ですが、実際に実行する際には、真似る人を選ぶ時に注意してください 。例えば、あなたが月に10万円稼ぎたいとしたときに、月100万円を稼いでいる人のマネをしてもあまり参考にはならないでしょう。
次に「ベンチマーク」です。
これも「モデリング」と似てはいるのですが、これは あなたと稼いでいる人の差を認識する作業 です。
先ほどの例で言えば、月に100万円稼いでいる人とあなたの差を比べます。
例えば、扱っている商品が同じでも、出品数に大きな差があったとします。この場合は、目をつけている商品は同じなので、課題は仕入数を増やして出品数を増やすことになります。(この差はできるだけ詳細な形で認識することです。表などにまとめられるとベスト です。)
ただし「モデリング」と「ベンチワーク」を実践するには、オークデータ か オークファンプレミアム に登録することが必須になります。これに登録しなければ過去の落札データなどを調べることができないからです。
オークションで稼ごうという方には、必ずといっていいほど必要なツール です。
しかし、オークション初心者の方にはあまりおすすめしていません。まずはオークションの基本をしっかりと身につけてから、登録しても遅くないからです。逆にどんな商品を出品すれば良いのか、悩んでしまい行き詰まってしまうような気がします。